算命学では苦しみは本来の宿命に気付くためのきっかけと考える
苦しみは算命学では本来の自分に気付くためのキッカケと考えます。苦しみ以上に自分を考える機会はありません。楽しい時期に自分とは何か、自分の生き方について考える人はいないのです。つまり苦しみこそ本来の自分に気付かせる最大の先生と考えます。だからといって苦しみ続ける必要はありません。今現在苦しければそれは自身にエゴや、周囲の期待に応えようとする自身の考え方が原因にあります。だからこそ苦しみこそが自分の考え方を改める最大の機会になるのです。
忌神や天中殺はその最たるもの
算命学では忌神といって自身の魂(日干)を不安定にさせるエネルギーが巡る時期があります。これは120年の中で最低でも10年間はありますし、12年間でも最低でも1年間は廻ります。そして天中殺の期間も120年間で20年間、12年間で2年間、12ヶ月で2ヶ月間来ます。これらの時期は向かい風の時期、苦しい状況も多いかと思いますがこれも自分の生き方を考え直すチャンスなのです。実はどれほど苦しい時期が続こうとも本当に自分自身を苦しめているのは自分の考え方でありその考え方を手放すチャンスなのです。手放すチャンスを得るたに忌神や天中殺は定期的に訪れます。
算命学で考える苦しみの本当の原因は自身の考え(カルマ)
カルマとは自分を苦しませる自分自身の考えです。本当は何人たりとも自分自身を苦しませることが出来る人はいません。両親に関しては特別で、両親は自身のカルマ(偏った考え)を投影するまえに自分の前に立ちはだかりますがそれ以外に関しては自分の考え方が自分を苦しめると考えます。つまり人生とは自分の偏った考え方を苦しみを通じて解放する旅路でもあるのです。