鑑定例２３１ 男性
Hさんは二十代男性の方、将来の方向性、気になる異性についてのご相談でした。先ずHさんは子丑天中殺に大半会を所有する方、子丑天中殺は北方欠落で上司や上の存在が居ると不自然な状態です。実際Hさんまともに会社勤めなどはしたことがなく将来に悩みご相談頂きました。子丑の方は基本自身が組織には向かず自分がトップでやることを自覚すると運気が陽転します。つまり独立してしまうか独立したような形での勤務に専念するのです。特にHさんは大半会も所有するため夢は大きくなりそれを達成する力もあります。上司や会社との人間関係にエネルギーを割くぐらいなら思い切って独立してしまう方が良いのです。実際Hさん一昨年前に起業しアフィリエイトにチャレンジしています。先ずは一歩を踏み出したのですからそれを継続するのみです。子丑天中殺は自身がトップに立つことで陽転します。ただしHさんは東の星、南の星は牽牛星ですからこれはプライドの星、しかも周囲からの社会的評価を気にする星がダブルで仕事の場所にあります。自身がチャレンジする分野が社会的に評価される分野でないとブレーキがかかるでしょう。ですが何が社会的評価が高いかは個人の価値観が大きく左右しますからそこを柔軟に捉えれるかです。陰転すれば周囲の顔色を伺ってチャレンジにブレーキがかかるでしょう。もしくは社会的評価を最優先してしまい宿命からズレてしまいます。Hさんは研究職にも興味があるとのことですが研究は子丑天中殺の最終的な目標になります。先ずは自身のスタイルを確立し研究をお金に変えていけるようにするのが大切です。気になるお相手の方は天剋地中に天貴刑を所有する方、その方がHさんを尊敬して関係を結ぶ形は上手くいきますがもしもワガママを聞いてくれるからといって近づいているなら難しいでしょう。実際関係は平行線とのこと、子丑天中殺の方は基本目下や慕ってくれる人を大切にし上手く行く形ですから相手が上から目線の場合は無理です。今回の相手は尊敬をベースに関係を作れていないとのことですからそこは覚悟が必要です。才能は若年期に位置する貫索星に集まります、そしてそれを支えるのが才能の星天報星です。この星は才能豊かではありますが胎児のように何でも吸収してしまうので方向性を決めるのが難しいのです。Hさんはまだ二十代何でも吸収したいという欲があり方向決めにはまだ少し時間がかかるかもしれません。ですが子丑天中殺は晩年に向かってエンジンが強化する晩年運、若い時期の失敗は全て芸の肥やしのつもりぐらいが上手くいきます。
鑑定例２３２ 男性
Hさん男性の方、今後の事業展開について結婚生活についてのご相談でした。先ずHさんは申酉天中殺です、申酉天中殺は西方欠落です。西方とはどこか休む場所です。つまり休むべき家が欠落しているのです。ここは配偶者が存在する場所です。家の中は外よりも落ち着かなくなります。実際Hさん今の彼女さんとの今後について危惧していました。重要なことは休む場所に自分自身の居場所を作ることです、つまり個人部屋です。誰も侵入できない場所を作ります、するとしっかりと落ち着いて仕事も出来るし休むこともできます。今後の結婚に関しても危惧していましたがここを押さえれるかは重要です。そして休む場所での評価つまりパートナーからの評価を気にしないことです。申酉は西方欠落ゆえに東方で運を作ります。つまり社会での評価は受けやすいのです。外で運を作り家にその運を持って帰るぐらいの覚悟が重要です。そしてそこでは評価を受けることはできませんしその努力は無駄に終わります。人体図には妻妾同宮を持ちます、これは妻と愛人の二人を得たいし得れる宿命と呼ばれています。異性に対する興味は強くなります。もっと具体的に説明すればこの宿命は人の心を奪いたいのです。常に人の心を奪えているという実感を持ちたいわけです。これが晩年続きます。陽転すれば人の心を奪うとは「魅力的であろうとする努力を厭わない」となりお仕事でも使えます。陰転すれば安易な異性ゲームに興じるようになります。Hさん事業展開で今後自分の下を広げていこうと考えていました、ですがHさんは位相方で天貴刑を所有します、これは目下とのトラブルの暗示です。下との関係が喧嘩の関係になっているのです。この場合は直接下との関係を持たないスタイルが上手くいくはずです。もしくは違うパートナーに直接の管理は任せる形です。Hさん２１歳から大運天中殺に入っておりその大運は守護神が巡っています。つまり追い風でのビッグウェーブが２０年間来ています。お仕事を頑張るには大変良い流れです。４１歳からは大運が抜けます、ビッグウェーブが抜けますからそれまでにビッグウェーブを楽しみそこからは落ち着いたスタイルに戻ることをお勧めします。数理方ではガソリン量が多くそれに比べてエンジンが小さい形です。不完全燃焼を起こしやすい形です。運動などわかりやすい発散も陽転しやすいでしょう。
