宇宙をつきつめて観察すると思考は錯覚を起こす道具であることが分かる
錯覚、真実をそうでないように間違えて捉える認識、我々人間はこの世を幻想ではなくリアリティーであると捉えることが出来るのは脳の錯覚機能ゆえです。脳はあらゆる錯覚を起こす最強の機能を所有していることが分かります。錯覚、、、我々は錯覚を起こすことでしか不幸になれません。絶対幸福であるワンネス、空、大いなる一つが不幸を感じるためには徹底した錯覚を起こさなくてはならないのです。全てを所有する者(ワンネス)が何も所有しないと本気で思わなくてはならないのです。脳の錯覚で我々人間は不自由、不足感、欠乏感、孤独感を味わうことができているだけなのです。
本来幸福でしかない存在(ワンネス)はあらゆる知識(錯覚)を吸収し分離を極める
分離意識を極限まで味わえるのは周囲の人間も分離意識で生きているからです。だからこそそれで当たり前、自分ひとりが気付くことは難しいものです。大人になるとは周囲を頼らないこと、自分のケツは自分で拭くことを自覚すること、、これは究極の分離意識を手に入れることに他ありません。分離ゲームを味わい尽くすことになるのです。本質は分離であることを知っていながらも分離にどっぷりのめり込みます。分離意識=大人になることだからです。
分離意識を味わい尽くしたら、再度この宇宙の根本原理に戻る
分離体験を味わい尽くすのは創造主であるワンネス、空がこの宇宙を創造した根拠ですからそれはそれで素晴らしい体験です。ですが分離ゲームから再び空、ワンネス意識に戻ることもまたこのゲームの醍醐味、そのために算命学を始めとするあらゆるチャンスが溢れています。分離意識を起こしていたのは我々の思考です。我々の自我です。勘違いを起こしていたこの思考をシフトチェンジしていく作業が解脱です。今まで身に付けてきた知識はサバイバルの知識、脳を強化していく知識とすれば、解脱するための知識はこの宇宙がどのように成り立っているのか、カラクリを証明する知識です。ゲームの攻略本ではなくゲームの製作本です。