輪廻転生とは何か?
輪廻転生とは、ワンネス(大いなる源)が分離した魂が何度もこの世に生まれ変わりあらゆる体験を通じて不完全な状態から完全体(ワンネス)の素晴らしさを理解していく行程を意味します。
完全体(ワンネス)は完全体ゆえに完全体の素晴らしさが理解できません。完全体のままでは完全になるプロセスを体験することが出来ないのです。
そこでワンネスは自ら爆発(ビッグバン)を起こして自身のエネルギーをバラバラに解離し完全な状態ではなくしました。算命学ではこのバラバラ状態を十干十二支の漢字で解離したエネルギーを表現します。人間はこのエネルギーの一部を所有して生まれてきます(小宇宙、陰占)。そのため人間はエネルギーに偏りをもつアンバランスな状態になります(算命学では五行のバランスを気図法、八門法、数理法で表現)。アンバランスな状態はバランスの取れた状態を憧れます。この憧れが悟り(ワンネス)を渇望する原点です。私たちは最初からアンバランスな状態なため肉体を持った状態では完全に悟ることはできないように設定されているのです。
そこで私たち魂(分離したワンネス)は何度も何度も生まれ変わることでよりバランスがとれた状態になれることを目指します。これが輪廻転生です。
なぜ生まれ変わってきたことを当初忘れているのか?
そのような大きな目的を持って生まれてきているのにも関わらずなぜ私たちはその当初の目的を忘れて生まれてくるのでしょうか?幼少期に自分自身が輪廻転生してきて生まれてきたことを自覚している人間は稀です。
それはもしも輪廻転生してきたことを簡単に理解してしまったらこの世で嫌なことが続いたときに簡単に自殺してしまうからです。何度も生まれ変わってくることを知ってしまったら嫌なことがあれば直ぐに死んでやり直そうとする輩(やから)が急増します。そのため人間は自分を痛めつけると痛いという感覚を強く感じるように設定され簡単には自殺しないようになっているのです。
代わりに死に対する恐怖心を植え付けることで安易な自殺を防止しているのです。
本当の人生を生きるためには輪廻転生を思い出す必要がある
ですので生まれてきた当初は輪廻転生を忘れていた方が魂にとって都合がよいのです。簡単に死なれてしまっては無駄骨です。徒労に終わります。
ですがそのままこの身体を大切にするためだけに生き抜いてしまってもそれはそれで問題があります。身体を維持することが生まれてきた目的ではないからです。生まれてきた目的はワンネス(完全体)がワンネス(完全体)の状態になることを再び味わうことです。自分(魂)が実は完全体の一部であることを途中で思い出してくれなければ再び完全体になることを目指してくれないのです。不完全な身体のまま不完全を維持することが目的ではなく不完全な状態から完全を目指し、徐々に完全体になる(思い通りに生きる)感動を味合わなければならないのです。そのためにはこの身体に囚われる(身体を身体として維持することに振り回されてもいけない)だけの人生では困るのです。
そこで輪廻転生を人生の途中で理解していく必要がでてくるのです。自分が実はワンネスの一部であったことを途中で思い出さなくてはならないのです。
算命学は輪廻転生があるという事実を分かりやすく理解できる
算命学の素晴らしさは一個人(分離したワンネス)が算命学鑑定を通じて自分が実は見えない世界の影響を受けていることを純粋に理解できる点にあります。生まれてきた時からある程度人生のブループリント(宿命)があることを人生を振り返って確認することができるのです。自分の人生だけにそこには嘘がありません。嘘偽りのない事実として算命学の結果をありのままに受け止めることができるのです。そこで人は自然と見えない世界に興味をもち、徐々に輪廻転生などを理解しはじめます。