算命学では身強、身中、身弱と宿命のエンジンの大きさを区別する
算命学では身強、身中、身弱と宿命のエンジンの大きさを区別します。12大従星という星の種類があり この星はその方のエンジン、馬力の大きさを表します。そしてその星の大きさによってその星にあった生き方があるというのが算命学の考え方です。
身強はトラクター、身中は普通自動車、身弱は軽自動車
天将星や天禄星、天南星など馬力のある従星を所有する方は身強と呼ばれます。天堂星、天貴星、など中ぐらいの馬力を所有する方は身中と呼ばれます。天報星、天庫星など馬力の小さい星を所有する方を見弱と呼びます。これらは全て馬力であってガソリン、生命エネルギーとは異なります。生命エネルギーは数理法で導きだします。身強の方はトラクターですから細かいことは気にせずスケール大きくダイナミックに生きることが向きますし、身弱の方が夢を追いすぎて壮大なことをやろうとすると疲れ果てます。常識に縛られず自分のペースを守ることが重要になります。
身弱 | 身中 | 身強 | |
車種 | 軽自動車 | 普通車 | トラクター |
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松岡修三さんの日めくりカレンダーが人気ですがあのカレンダーの言葉は松岡さんと似たような馬力の方には効果がありますが異なる馬力の方には迷惑でしかありません。根性論が上手く作用するのは総じて身強の方々、根性がいいのではなくエネルギーを発散することが宿命に合っており身強の方々は発散できるのであれば何でも問題ないのです。追い込んで追い込んで宿命を発散することが好転しやすいわけです。ところがこれを身弱の方が真似をすれば失敗します。追い込めば追い込むほどに陰転しやすくなり逆に絶好のチャンスを失います。身弱の方は無理をせず淡々と自分のペースで動きいかにエネルギーを無駄に使わないかがカギになります。
まとめ
鑑定時に従星(馬力)の大きさはかなり重視します。馬力が違えば生き方が変わってきてしまうのでそこは鑑定の大きなポイントになります。算命学でもっとも有名なのが中心星を始めとする十星ですが、実はそれを支える従星の大きさも人によってはより重要になってきます。例えば馬力が大きな方が専業主婦でいることで悩んでいれば即働きに出るようにお話しますし、馬力が小さな専業主婦の方であれば本当に働きたいのかを深く聞きます、そして実はそれほど外で働きたくないというのが本音であればその本音をサポートします。このように同じことで悩んでいても従星(馬力)によって答えは全く違ってしまうということです。