負荷をポジティブに利用する
スピリチュアルに依存していきますと、全くの自由、解放、浮遊をイメージする方もいますがこれは間違いです。この世のゲームはあらゆる負荷がかかりこの負荷こそ自分を高めてくれる、気付きをくれるプレゼントでもあります。子供を育てる、結婚する、家を建てる、、、これらは負荷です。この負荷があるからこのゲームを堪能できるのです。全てから逃げて一日中瞑想をすることが素晴らしい人生ではありません。負荷を味わいつくしながら、体験を通じて気付きを得ることがこの世が出来た目的です。
あの世、空、ワンネスの世界には負荷が一切ない、、ゆえに退屈を覚え、限界に達しこの世(動く空)を作った
あの世、空、ワンネスの世界には負荷が一切ありません。想念の世界です。体験も無ければ、苦痛もない、喜びも、達成感もない、、、これがあの世、空の世界です。全く体験がない空の世界は退屈極まりない世界です。そこで空は考えました。この空を爆発させて密度を下げて拡散し、その中にやはり分散した自由存在(人間)を作り体験を感じさせようと。感じるのは勿論空自身、分散した自由存在にこの爆発させた世界で行動させ、苦労させ、快感も与え、あらゆる行動をすれば私(空)はあらゆる感覚を味わいつくすことが出来る、私(空)の素晴らしさ、完璧さも全て。分散した自由存在(人間)にはこの世の仕組みを一旦忘れさせ、自分と思い込ませてあらゆる体験をさせよう。そうすれば味わったことがない感覚を体験できる。これがこの宇宙が出来た理由です。ですから時間はないのです。空には時間が存在しません。ゆえに動く空も時間がないのです。人間が動く空を味わうために時間という感覚を覚えるように設定されているだけです。
空がただ動く空(宇宙)を作っても苦しいという感覚は分からない
空がただ動く空、宇宙を作っても感動を味わえないのは、動く空そのもの(悟り)の感覚を最初から持っていては何の感動もないからです。しっかりと苦しみ、憎しみ、不足感を味わうためにこの動く空(宇宙)を誕生させていますからしっかりと人間様にこの感覚を覚えてもらわなくてはならないのです。ですから動く空では自我(人間)の存在が必要なのです。自分自身と思い込んでくれる小さな存在(人間)があるからこそこの分離宇宙で辛酸を堪能出来るし、空の偉大さも痛感できるわけです。
主導権 | 自我にある時 | 空にある時 |
状態 | 頼れるのは自分のみ、常に孤独、 常に不足、常に不安、常に怒り | 宇宙に対する信頼、安心、 期待と生きる |
この世の仕組みを理解したからといって体験から逃げれば空は退屈を覚えこの世からその人間を引き上げる
空は退屈に耐え切れずこの世を創造しましたから、退屈が一番嫌いです。退屈が一番この宇宙を作った理由から離れます。退屈を自我が我慢し始めるとその身体は急激に老けます。なぜならば生きている意味がないからです。退屈をルーティーンにしますと人間は一気に老け、この世から去れるのです。長生きしたければ矛盾するようですが時間の感覚を忘れるような行動をするべきです。時間を長く長く感じるような行動をすれば退屈という危険信号がでて空はこの世を去る準備をします。それが癌だったりといった不治の病です。