自我は自我を守ることで必死
自我は自我を守るために必死で思考を回転させます。思考を回転させることで自我はあり続けるのです。なぜそこまでして自我は自我を守るのか?それは自我が実はただの幻想、思考が作り出した既成事実だからです。嘘、偽り、錯覚です。ですから自我は必死なのです。ちょうど役者は役者であり続けるために演技に夢中になるように素に戻る(大いなる一つ、ワンネス、空)ことがないように自分を騙し続けているのが私達の自我です。
自我は意識に気付かれないようにひたすら思考を回転し目標、課題を見つけ出す
自我は思考を止めてしまったら存続できなくなりますから必死に思考をフル回転しますし、止まるようなことが起きないよう次々とやるべきこと、課題を見事に探します。そして仕事を見つけては自我を続けるわけです。止まってしまうと意識がでてきてしまい自我が奥に押しやられてしまいますからひたすらに思考を止めないということをするのです。自分という偽者の役を延々と続けることで役であり続けます。
我々はただ自我、思考の行動パターンを知るだけで十分、知れば自我は意識を騙せなくなる
自我がのさばり、自我があたかも自分自身であると偽ることでこの人間ゲームはスタートするわけですが、この自我の行動パターンを知ってしまいますと自我は正直やり辛くなります。演技が演技とばれているほどやりづらいことはありません。嘘とばれているのに嘘をつくのは少々難儀なことです。こうして意識、魂、ワンネス、大いなる一つに自我はばれ始めることで自我は力を無くしていくのです。
算命学鑑定では宿命の説明を通じてその方の自我のパターンを説明する
算命学鑑定では宿命の説明を通じて自我のパターンを考察します。自我はこのような思考パターンを持っていると。算命学鑑定で宿命を割り出しこういう欲があるからこういう発想になると。自我の行動パターンを知ることでワンネス、大いなる一つ目線で物事を観察し自我の拡大を阻止します。