宿命と魂
算命学だけでなく東洋占星術全般に言えることですが、生年月日から割り出す鑑定には弱点があります。それはそこには宿命が描かれその方の性格(陽占)や運気の流れ、得意なこと、能力、苦手なことなどが描かれています。その細かさは大変優れたものではありますが、、、その宿命を背負う魂の成熟度は記されてはいません。霊格とも言います。結局はその宿命を好転(プラスに動かす)できるか陰転(マイナスに作用する)するかは本人の霊格によるところが大きいのです。霊格とは霊の格、霊の成熟度とも表現できます。魂、霊はこの世で様々な経験を身体を通じて積みます(体験)。それにより魂、霊は成熟、バイブレーションが微細になっていくのです。この霊格によって宿命を好転できるか陰転するかが変わってきます。ですので算命学の弱点とは鑑定ででる結果には限界があり、その宿命とその方の魂、霊格との相性によって結果(人生)は大きく左右されるということになります。鑑定師は宿命とその方の霊格を見極めその方に適した情報を提供します。その見極めが鑑定の優劣を決めます。
まとめ
同じような問題を抱え同じような宿命をしていても、その問題を今解決できる魂の成熟度なのか否かは重要です。同じ宿命の人ならば絶対に解決できる問題など存在しません、その方が今その問題を解決できるステージにいるかどうかです。ですから鑑定は重要です、宿命をインターネットで簡単に調べてもその方の魂の次元は分かりません。例えば私に総理大臣の椅子が用意されることは今世では絶対にないでしょう、それはそのような大きな仕事をするステージに今の自分の魂はないからです。これと同じで全ての問題はその方の魂にとって乗り越えれる問題かどうかが重要です。当サロンでは来て頂く方の宿命を見ながらも今抱えている問題がその方にとってどのレベルのハードルなのかを見ていきます。高すぎるハードルなのか、低すぎるハードルなのか、逃げるべきハードルか乗り越えるべきハードルなのかをです。