親は自身の前世、カルマを投影したもの
算命学では自身の親との関係を陰占、陽占から導き出すことができます。これは人体図の北に位置する星、そしてその星と中心星との関係でその関係が楽なものか否かも判断します。つまり生まれてきた時点で親のエネルギー、そしてその関係性はある程度決まっていると考えるのが算命学の考えです。さらに親の星が陰占にあるか否かでも親との縁の深さが分かるのです。そしてこれはスピリチュアル的にも分かっていることですが親は自身の過去世の課題を投影したもの、自身が抱えたカルマ解消のために両親が存在します。つまり親とは自分自身が生まれてきて直ぐにカルマ解消のために立ちはだかってくれるのです。例えば暴力を振るう親であればそれは暴力を受ける辛さを味わうことをある程度決めて生まれてきているわけです。ですがこれは我慢しなくてはならないわけではなくその環境を選んだのは自分自身であることを理解しなくてはありません。
親の考え方の偏りや恐れは自分と似ている
親の影響力を多分に受けるのはそれが自分の前世の投影であることは先ほど説明しました。ですから我々は先ず親を理解し親を攻略することで一つカルマを解消することになります。さらに親が考える恐れは自分自身が抱える恐れにそもそも共通点があります。家族として共通の恐れを抱えているわけですからそこから解放されるためにはそれ相当の努力や経験が必要になるのです。
親から解放され親の考え方からも解放される確固たる自分自身を作る
親からネガティブな影響をうけず、親の考え方からもネガティブな影響を受けなくなることは大変重要なことです。これが達成できれば前世から引きずったカルマを解消したことになります。そして自分自身の子供は子供のカルマ解消のために自分の下に生まれてくるわけです。今度は自分自身が子供のカルマ解消のツールになるわけです。どちらにしても大切なことは親の存在を受け入れそこからネガティブな影響を受けない確固たる自分自身を作ること。環境に作用されない自己を形成することにあります。