現代科学は目に見える現実から真実を追究するが、算命学は真実から現実(人間の一生)を探求する
現代科学は目に見える現実、物質を詳細に解明しそこに法則性、再現性を見出し、そのメカニズムを露わにしてく作業です。算命学は真実(宇宙の原則)をこの現実(人間の一生)に当てはめその人の宿命を解明する作業です。ベクトルが逆です。真実を追求し真実を理解した者がそのメカニズム(陰陽五行論)を人の人生に当てはめました。陰陽五行論を空間に当てはめた技術を風水と呼び、方角に当てはめた技術が気学です。人間の身体に当てはめた技術が東洋医学になり、人の人生(時間の流れ)に当てはめた技術が算命学を始めとする東洋占星術になります。
陰陽五行(エネルギーの流れ)をどの分野に当てはめるのかが違うだけで法則は同じです。陰陽五行とは宇宙空間を作るエネルギーの流れのことです。アーユルヴェーダも基本は同じです。
宇宙には法則性があり、それは現象は変化し続ける(易)ということ
宇宙にはルールがあります。そのルールの一つがこの宇宙空間に存在する万物は全て変化し続けるということです。なぜならば時間というエネルギーの影響を受けるため形あるものは全て変化します。変化するというエネルギーを含んでいるのです。
ただしそこには例外があります。それが今現在認識している<あなた>という存在です。今存在しているということはこれからも存在し続けますし、今までも存在してきました。存在しなかった時間はありません。なぜならば時間はあなたが作ったものだからです。時間を作ったのはワンネスであり、ワンネスは私たちの集合体です。私たちが今いるという事実は変化することはありませんしこれからもありません。全ての現象は変化しますがあなたがいるという事実は変化することはありません。
もうひとつ<変化しないルール>がカルマの法則
万物は変化するということ、ただし私たちの存在これはあり続けるという意味で変化しない事実です。もう一つ変化しない法則がありそれが(カルマの法則)です。カルマの法則とは私たちが与えたものを受けとるということです。出したエネルギーを受け取ります。愛の波動を出せば愛の波動を受け取り憎しみの波動を出せば憎しみの波動を受けます。私たちはアウトプットした情報をインプットしているだけなのです。ワンネスは集合体のままでは自分を体験できませんが自分を爆発させて分散したことで自分が発するエネルギーを再確認(体験)しているのです、これがカルマの法則です。この法則も絶対に変わらない、変化しないルールです。
変化の中に法則性を見出した算命学
なぜ算命学は当たるのか?!それはこの変化変遷する宇宙空間の流れに法則性を見出したからです。陰陽五行論という法則性で人の人生に予測を立てました。どの日に生まれたのか(誕生日)を確認することによってその方のブループリント(陰占)を見ることができます。そのブループリント(陰占)からその方の性格(十大主星)やパワー(従星)をみていきます。そしてそこに今流れているエネルギー(年運や大運)を組み合わせることで今後の天気や風速を計算していきます。
まとめ
これだけ科学が発達しあらゆることが解明されてきた現代社会でも占いの需要は増えることはあっても減ることがないのはなぜでしょか。科学技術が発達すればするほど人間は自分の時間や選択肢を手に入れることができます。家事だけで一日を過ごしていた過去に比べると現代人はあらゆる選択肢を用意されています。時間と選択肢が大量にあればあるほどどのように選択するかを悩むようになります。後悔しない選択をしようとすれば考えるようになります。これだけ科学が発達した現代だからこそ人は宇宙の存在や宿命の存在に触れより充実した日々を送るチャンスがあります。