この世に人間として生まれてきたら時間を体感する、時間を通じて成長する
この世に人間として生まれてきたら時間を体感するように設定されています。脳が時間を体感できるように記憶します。脳は時間を作り出しその中で人間はストーリーを作り出します。ストーリーを作り出すことで様々な体験をすることが出来るのです。これがワンネス、空、大いなる一つが作り出した一つのゲームです。ですがこのゲームは大変苦しいゲームでもあります。時間の中に生きれば思考を使ってあらゆる問題解決、目標設定を行っていきますから思考、自我がフル回転してしまうのです。この時自我は自身がこの身体のみであることを錯覚させます。時間ゲームの中で人は身体を自分自身と思い込み分離体験、不足体験、欠乏体験を味わうことになるのです。
時間ゲームはあくまで空、ワンネス、大いなる一つが作り出した幻想であることを再び思い出す
時間ゲーム、人間ゲーム、自我ゲームに疲れ果てましたら、このゲームは実は空、ワンネス、大いなる一つが作り出した壮大なゲームであることを思い出すことをお勧めします。空は退屈ゆえにこの時間ゲームを作り出しました。人間を空とは全く関係のない存在として自我を芽生えさせあらゆる体験を積ませます。いくら自我があらゆる体験を積んでも一切満足感を得れないように設定し次から次へと体験を積ませます。自我がもし今いる状況で満足してしまったら次の体験を積めませんから常に不足感、欠乏感を与え経験を積ませ続けるのです。これが空が人間にほどこした仕掛けです。ですがこれは非常に苦しいゲーム、一切満足感を継続できないしんどいゲームです。このゲームを徐々に楽にしていく方法こそ自分が実は幻想、思い込、錯覚で本当は空そのものであることを徐々に思い出す他ありません。
自我の貪り、自我の不足感、自我の欠乏感に飽きたら自我の終焉に向かう
自我は錯覚、思い込み、嘘、偽りですから自我ベースの生き方は辛いです。本来空、全体であるのにそれを無視して思考、身体こそ私だと思い込んで生きていますから常に不足感、欠乏感に蝕まれます。上昇志向、獲得思考が強ければ強いほどに達成しても達成しても満たされないこの飢餓状態にほとほと疲れ果ててしまうのです。そこでここからは自分とは何か?魂とは何か?、ワンネスとは何か?の探求が始まります。外部に満足を求めてもこれは終わらないことを知ったからには内部のあり方にフォーカスを当てる以外にありません。外に貪るのではなく内に帰る旅が始まります。自我がただの思い込みであることに気付いた空は次は空目線で自我を利用する体験にシフトします。いかに空としてこの身体を体験していくか、自己実現、自己超越の欲求満足です。これは自我としての満足ではなく空、ワンネスとしての満足です。
自我は自我が幻想であることを空に気付かれないよう時間の中で生きようとする
時間の中で生きるとき、自我は最大限活躍できます。思考である自我は目標、目的、課題、問題解決があればフル回転で活躍できるからです。そのため自我は次から次へと目標、問題、課題を設定しそれを解決、達成しようとするわけです。ワンネスとの分離錯覚状態であるため常に不足感、欠乏感を感じることでこれを可能にします。次から次へと課題、目標を達成、解決しているにも関わらず一向に不足感が解消されないことに気付くまでひたすらこの旅は続くのです。