押し殺したはずの感情は確実にコップに溜まっていく
過度なポジティブ思考の方や、自分の感情に向き合うのが苦手な方は、負の感情を押し殺し、見て見ぬふりをして感情を忘れ去ろうとします。ですが実際にはこの負の感情、トラウマは避ければ避けるほどにコップに確実に溜まっていき最終的には溢れます。見て見ぬふりをする作戦はコップに感情が溢れた時点でジ・エンド、あふれ出た負の感情で潰されてしまいます。多くの場合はなぜポジティブな方向に行動できないかを悩むわけですが結局はこの清算されていない負の感情によってブレーキがかけ続けられているのです。にも関わらずポジティブシンキングや数多の成功哲学で行動あるのみと無理をすればやがてブレーキとアクセルの両方押し状態で自分が潰れます。
アクセル(行動)を全開にする前に先ずはブレーキ(トラウマ・負の感情)を外すのが先
林先生で有名になった言葉「いつやるの?今でしょ」は全く持って稚拙な考えです。負の感情やトラウマを清算していないでこれを実行しようとしましてもこの負の感情は常に無意識に自身に訴えかけ無意識レベルで次のアクションを阻止します。清算されていないで次の行動には移せないようブレーキの役目をするわけです。先ずは清算することが重要、ブレーキさえ外してしまえば自然と正しい筋肉(行動力)が付き自然に物事が上手く行き始めます。
算命学では宿命を伝えることで「あるべき」と思っていたその方の価値観を壊し感情を癒す
部下には優しくすべき、上司とは上手くやるべき、家庭は大事にすべき、友人は大切にするべき、、といった多くの常識を算命学は完全否定します。その方の宿命にとって苦手なことは頑張ることを、上手くやろうとすることを諦めてもらいます。その分野は触れてはいけない、苦手を克服しようとしてはいけない、、そのようにお伝えしその方のこうあるべきを壊します。すると多くの方は無理に頑張ることを辞めるとともに、自分を責めることも、相手を攻めることも、そして攻めてきた感情も手放していくのです。相手も、自分も実は悪くなかったのだと分かりその時に初めて負の感情を手放すことが出来るのです。
鑑定後はなぜか行動が上手くいくのは負の感情を清算され「ブレーキ」が外れたから
こうあるべきという自身の正義で人を傷つけ、また傷つけられその感情を引きずったまま人は生きています。そして忘れたはずのそれらの感情が自分自身のブレーキになり次の行動の邪魔をしているわけです。算命学鑑定はこうあるべき論を度外視して「宿命にはこう出ている」と断言してしまいます。親から理解されません、親を理解出来ません、人間関係は気を使いすぎて苦手です、子供と縁が無く子供の扱いが下手です、、、、などその方の信念を度外視して宿命をお伝えします。そうなると今までの自分の正義が崩れ、そして無理してきた感情の感情の数々が癒されるのです。自分を縛り付ける「こうあるべき」から解放されますと人は自然と上手くいきはじめます。自由に無垢になって動けるようになるのです。