思考は必死に目標や幸せとはについて提示するが無意味
思考が考える目標や幸せは所詮思考のテクニック、これは身体をより安全に導くためのトリックです。騙されてはいけません。思考はあらゆるやり方で目標や目的、生きる意味を提示してきます。ですがこれは全て身体を生きながらえるためのトリック、より安全に安心に身体を維持するために思考が考えた目標です。この目標は達成しても所詮その場限りの快楽、すぐに次の目標を思考は設定します。そうして思考は身体をより安全な境地に誘います。この際幸福か否かは思考には関係ありません。幸福を感じるのは魂ですが思考には所詮どうでもいい話なのです。
目標の存在意義 | 目的の存在意義 | |
思考 | 身体を生かすために、より身体を生きのばす ために目標を設定する。目標があれば自我を強く 意識できる | 目的があれば自我を強く意識できる、 身体を大切にして体を維持できる、 幸福とは一切関係が無い。幸福になるという目標すらも自我にとっては都合の良いアイデア |
先ず思考が無意識に働いている、動いていることを知る
先ず最初に大切なことは、思考が常にフル回転で動きまくっていることを知ることです。なぜか?思考はこの身体を維持する守るためにありとあらゆる方法で次から次へと不満や、不平、もしくは目標を設定しそれを解決もしくは達成することが重要であると訴えかけます。こうして人は日々目の前の問題、目標に忙殺されるのです。忙殺されて幸福感を得れなくても思考は身体を守るというミッションを遂行しているのです。このことを知ることで人は先ず思考に対し冷静になります。思考の動きを観察する存在に気付きます。それが本当の自分自身、意識です。
思考に牛耳られていることを知ったら思考は弱気になり存在感を消す
思考は無意識に人間の身体を牛耳っているわけですが、このことに気付きますと思考は静かになります。思考は無意識ゆえに自由に振舞っていましたが一旦動きを読み取られますと一気に動きを抑制します。思考は所詮意識の道具、ワンネスのツールですから見つかってしまえばジエンド、一気に大人しくなるわけです。こうして再び意識が、ワンネスが大いなる一つが実権を握り返すのです。この時人は生命力に溢れていきます。
元々は魂、ワンネス、大いなる一つの乗り物である人間がただ思考を主人にしていただけ
元々は我々人間の身体はワンネス、魂、大いなる一つの乗り物ですから、主導権は彼らのものです。ところがこの身体を生き伸ばすために発達した思考が一旦は王者、主人に取って代わったのがこの人間の身体です。思考が主人になっても所詮思考は幸せを感じる力を持っていません。なぜならば本当の主人ではないからです。ゆえにいくら目標を達成しても問題を解決しても一向に幸せになれないのです。幸せになれるには主人である魂、意識だけです。道具である思考には幸福を感じる力はないのです。あるのはドーパミンを始めとする快楽物質のみです。ですから思考を主人にし続ける人生はどこかでドロップアウトしなくてはならないのです。そうしなければ一生本当の幸せになれません。算命学鑑定では宿命からその方の思考の癖を読み解き、宿命から思考を俯瞰しまう。そうすることで思考の無意識の支配を防ぎます。やがて意識目線で思考を観察できる状態に導きます。