悟りとは「鎖取り」のこと
雲黒斎さんのブログで大変面白い言葉を見ました。悟りとは鎖取りである、、、と。これは大変面白くまたショッキングな内容です。自分自身を守るために出来たあらゆる鎖を、、先ずは自分にこのような鎖があることに気付き、、、一つ一つを手放していく。そして手放すことで自らは確実に軽くなっていくということ。そして最終的に全ての鎖を取り除いた状態が悟りの境地。算命学鑑定でもこの鎖取りを積極的に行っていきます。鑑定でその方に付いているであろう鎖を鑑定結果からお話することで鎖に気付き手放します。
なぜ気付くだけで鎖を取ることができるのか
生き抜くだけで必死な若年期はどんどん鎖を身に付けることである種「生き易く」なっていきます。恐怖を味わう機会が減っていくからです。例えば男性との付き合いで強いトラウマを感じたことがある女性が男性との付き合いを寸断すれば確かに二度とそのような嫌悪感は味合わずに済みます。ですからトラウマを抱えそこを避ける「鎖」を付けることで一時的には楽になるのです。ところがこの「鎖」が二つ三つと重なっていく頑丈な鎖の重着が増えていきますと途端に人生は重くなっていきます。重いという感覚があるからこそその「鎖」が実は今では必要ないことに気付くのです。算命学鑑定ではこの「鎖」をそろそろ外しませんか?と宿命から推測し提案します。
登山初心者は荷物準備に余念がなく、登山玄人は最低限しか持たない
登山者や旅行者では有名な話ですが、、、慣れてくれば慣れるほどに荷物の量、準備の量は減ります。初心者の時期は何かあったらと怖いので準備、荷物に余念がありませんが、、、登山中、旅行中に気付きます。重すぎる!!と。何かあったら困るというための荷物に押し潰されてしまうのです。これが自縄自縛プログラムです。そして旅に慣れ、登山に慣れるほどに荷物は減っていくのです。最終的に何も持たずに登山、旅行を出来るようになった状態が鎖取り、悟った状態です。
算命学鑑定では荷物を整理し荷物の量を減らす
算命学鑑定で悟ることは出来ませんがある程度の「鎖」取りは可能です。なぜならば自分がどんな恐れを持ち、どんな欲に振り回され、どのような葛藤を持ちやすいかが分かるからです。そうなりますといかに自分で大量の荷物を背負い込んでいたかが分かってきます。そしてこの荷物はいらない、、この荷物を処分しようとすればするほど軽くなっていくのが分かります。鎖取りが行われていきます。