宿命に吉凶はない
算命学では宿命には吉凶はないと考えます。勿論扱いが難しい宿命があるのは真実です。例えば宿命が偏っていればその分使いこなすには苦労が伴います。特にこの日本では人と違うことが目の敵にされます。島国根性、右に倣え、村八分、それらは無意識の同調圧力でありここから外れるものを攻撃の対象にします。ですから宿命として生きずらい宿命があるのは確かですがこれは吉凶、善悪ではなく単純に難易度の話なのです。宿命を陽転できれな綺麗に花を咲かし、陰転すれば花はなかなか咲きません、むしろ向かい風との戦いになります。
難しい宿命はつまり高度な運転技術を必要とする、成熟さが必要
私はクライアント、相談者の宿命を見て偏った宿命であった場合その方の魂はチャレンジャーなんだと考えます。難しい宿命で生まれそれを乗りこなすには相当の経験を必要としますから真のチャレンジャー、勇敢な挑戦者であると考えます。ですから鑑定では尊敬の念をもって接します。そして少しでもそのチャレンジの力になれればと願います。
オールドソウルとヤングソウル
スピリチュアルの世界ではオールドソウルという言葉がありこれは成熟した魂、深い気付きを得た魂を称します。鑑定にお越しになる方々は人生について本当に深く考えより人生を有意義にしたいと考える方ばかりでありオールドソウルの方が多いと日々感じています。人生を開き直ることなく諦めることなく真摯に向き合う姿勢には頭が下がります。そしてその姿勢ゆえに負う傷も深くその傷がまたさらに深い気付きを得ていることも感じます。
まとめ
私が四柱推命ではなく算命学を占技として選んだ大きな理由の一つが、宿命の吉凶に関しての解釈です。四柱推命では吉凶を見ます。この星は吉、この星は凶と。ですがこれも深く学んでいきますと時代背景などから生き易い宿命か生き難い宿命かを見ているだけであって時代は凄まじい速度で変わっていきますから時代が変われば吉凶も変わるということになります。ですから大昔に決めた吉凶に今の時代の人間が囚われるのは意味がなくそういう理由から私は四柱推命ではなく算命学を占技として選びました。