初代運として生まれた人の運命とは
六星占術の水星人でお馴染の子丑天中殺、子丑天中殺は算命学では初代運、開拓運と呼ばれます。子丑天中殺は北方が欠けています。北方とは目上、上司、親など本人にとって上の存在が欠けているのです。そのため目上を頼る、上司を頼る、両親を頼るという行動が全て上手くいきません。自分の力で全て切り開かなくてはならないのです。そのため子丑天中殺の方は初代運、社長運と呼ばれます。自分の力一つで生きようとすると宿命と合致するため開運します。安定します。
子丑天中殺は晩年運
上に頼ることが出来ない宿命なので社会に出たばかりの頃は全く評価されません。頼らなくてはならない立場(部下)にも関わらず頼ることが出来ないので仕事が出来ないのです。そのため組織に勤めた子丑天中殺の方は当初評価されません。非常に扱いづらい部下になります。頼らなければ仕事にならないのに頼ることが出来ないため仕事の効率が大変悪くなるのです。上司に上手く甘えて上司の力を借りる他の社員と比べ能力を発揮しにくくなるのです。そのような理由から子丑天中殺の方はサラリーマンが向かない宿命と言われています。逆に起業する、ベンチャー企業を立ち上げる、独立してフリーランスで働くと子丑天中殺はフルパワーで働けます。向かうところ敵なし状態になります。なぜならば上が全くいないので自由奔放に自分の能力を発揮できるのです。誰も頼らない方が上手くいく子丑天中殺の方にとって自分がリーダーであることは最も完全燃焼出来るポジションなのです。
子丑天中殺の方は身強である
子丑天中殺の方は身強です。身強とは宿命に強い星、馬力のある星、排気量の多い星を所有することを意味します。その星とは天将星、天禄星、天南星です。この星のいずれかを所有します。子丑天中殺の方は自分の力で生きなければならないので大きなエネルギーの星を持って生まれてくるのです。身強の方は共通して苦労をしなければ開運しません。苦労こそが才能を開拓します。苦労こそがその方の人格を磨きます。子丑天中殺の方は幼少期に上を頼らない分苦労が多いのでそこが開運のポイントになります。逆に両親に甘やかされて育った子丑天中殺の方は自分で努力する癖がついていないため社会に入って大きな苦労を味わいます。これは子丑天中殺ではなくとも身強の方は全員当てはまります。
謙虚な子丑天中殺は人から好かれる
子丑天中殺の方は身強が多いため、そして自分の力で開拓するため成功すると横柄になりやすくもあります。そもそもが自分の上に人を作りたがらないのが子丑天中殺、俺様になりやすいのです。俺様キャラはある程度は仕方ないのですが度を越すと嫌われます。その反面謙虚な子丑天中殺は人から好かれます。人よりも幼少期に多くの苦労をしている子丑天中殺は人の痛みが分かるのでそこへきて謙虚であれば人から好かれるのです。
まとめ
子丑天中殺の方は、組織、集団主体のこの日本では生きずらい面を持っています。和を尊ぶ日本では開拓者の宿命である子丑天中殺は異質な存在になります。ですがその分逞しく冷静に実力をつけながら生きることできます。自分に厳しいところがあり、そこを他人にも当てはめようとするとトラブルになります。自分自身が初代運で誰にも頼れないからといって、それを他人や友人、奥さんにも要求しますと関係は崩れます。他の方にはそれぞれ長所がありそこは人によって異なることを理解することも開運のポイントです。