苦悩が深いということはどこまでも深く自我を強めてきた証拠
苦悩が多い方はそれだけ自我(思考)を強く強く強化してきた人とも取れます。自我を強めるとは思考の錯覚で自分は一人である個人である、宇宙を神をワンネスを完全に頼らず個として生きている証拠です。これは凄まじいエネルギーを消耗します。本当は宇宙そのもの、空そのもの、全体そのものであるにも関わらずそれら事実を拝して個として行き抜くにはパワーが必要なのです。強い思考のパワーなくしてこれは出来ません。
強い自我意識、強い孤立意識は多くの場合途中で崩壊する
強い自我意識は、強い孤立意識ですからこれは多くの場合途中で崩壊します。孤立していない、本当は全てであるにも関わらず個として生きることは大変なことです。本来は全体であることを知っている空、ワンネス、宇宙を騙して個として生きているわけですから心境穏やかであるわけがないのです。個を強め、自我を強め、孤立感を強め続ければ真実とかけ離れますから崩壊します。
崩壊すれば理解できる、、、今までの勘違いが不幸を作ってきたことを
自我が崩壊しますと、、、これを覚醒体験とも言いますが、、、自我の勘違いこそが不幸を作ってきたことがハッキリと理解できます。なぜならば本当は全体にも関わらず個と思い込んでいたのですから初期設定が勘違い、妄想、不具合からスタートしているのです。このゲームは進めど進めど全く幸福になれない意味が腹の底から理解出来るのです。不幸を作ってきたのが全て自分という妄想だと分かりますと人を恨む環境を恨む、過去を恨むことも無くなります。
自我の存在、自我のカラクリが強ければ強いほど、神我に目覚めると面白い
自我の強さとは不幸の振幅です。自我の強さはそのまま不幸を作り出します。自我が強ければ強いほど錯覚の思い込が激しいということ、間違った初期設定のまま人生が続きますからこれは険しい人生です。ですがだからこそ幸福を求める力、思いも強くなりますから、、その思いを真実の探究に向ければ気付きは早くなります。そして様々な気付きを起こすことが出来たならば次は自我を作り出した思考を使ってあらゆる体験を積むことが出来るのです。ダイナミックに人生を堪能できます。それを今まで苦しめてきた思考が可能にします。