坂上忍さんの全体運
坂上さんにとって初めて直面する社会とは両親です。しかしながらこの両親は坂上さんにとって忌神となっています。忌神とは自身の魂(本質、彼の場合、丙であり太陽)を不安定にさせる存在です。ですから彼は生まれたときから彼にとって楽ではない環境に生まれました。お父さんが借金を抱えそれを坂上さんが返済したという話は有名ですがこれは宿命的には自然な流れです。両親の場所は目上の場所と、友人の場所(母親)でもあるので彼の斜に構えたコミュニケーションは納得できます。自分を両親や友人、先輩が鍛えてくれる存在としてそこにいます。全く甘えが許されない環境です。
生月中殺ですから家庭運はありません、その分社会で活躍しやすくなります。家系の流れが中殺されていますから親も誰も頼らない精神構造がで開運します。
中心星の貫索星は中殺してますから幸福感をどうしても感じづらくなります。貫索星は何か自分の世界を確立して幸福を感じたい星ですがこの星が中殺している、揺れ動いています。
中心星が西の星、禄存星を剋しています。自分が自分の財産を剋す状態、彼はギャンブルが有名ですがこの影響でしょうか。
彼が中年期に所有する天禄星は本来補佐役がハマります。ですがこの星も中殺されていますから司会などトップに立とうとします。
生月中殺とは
生月中殺とは陰占(月干支)が中殺されている宿命の方です。家系の流れが中殺されています。生月中殺を宿命に所有する方は家系の流れが中殺されてますから実家にいることに違和感を感じます、実家を離れることで宿命が稼働します。
坂上忍さんの仕事運
坂上さんは第一旬から大運天中殺が巡ります。これはなかなか激しい人生の門出です。人生がスタートしてすぐに大波が押し寄せてきます。
一方で19歳から59歳という長期間、守護神、そして守護神に準ずるエネルギーが大運(10年スパンの運気の流れ)できます。これは社会では活躍しやすい環境です。逆に59歳からは向かい風の時期、活躍するのが難しい時期、この時期までに財産等残せると良いでしょう。
坂上さんの中心の性格は職人(貫索星)です。じっくりマイペースに自分の世界を確立したい人です。適当にやっているような空気をだすのはあくまで外面であり本質は真面目な人です。神経質ぐらいに真面目な人です。そしてそれを外には出しません。自己表現することはお金に変わる行動です。経済的に価値を生むことができます。
そして教育する(玉堂星)ことが精神的な満足感(南に輝く)を生みます。役者さん、コメンテーターとして活躍し(お金を作る)、教育者として後進を育てる(精神の喜び)ことはバランスがとれています。
貫索星とは
貫索星とは陽性の守備本能の星、一人で自分の世界を確立したい、守りたい人です。職人の星とも呼ばれます。陰占から説明すると、自分の世界、宇宙に自分と同じ星が存在すると貫索星が生まれます。そのため貫索星の方は自我が芽生えます。自分の存在を強く意識するのです。