同じ日に生まれれば人生は同じではく宿命(癖)が同じ
頻繁に受ける質問で最も多いのが同じ日に生まれた場合は同じような人生を送ることになるのか?というご質問です。この質問に対する答えは同じ日に生まれた方は同じような人生を歩むのではなく同じような癖を背負って生きるようになるとお答えします。癖?つまりスポーツプレーヤーであれば短距離走者か長距離走者か、左足利きか、右利きか、ジャンプ力があるか、ジャンプ力はないか、パンチ力はあるか、ないか、集団スポーツが得意か苦手か、のような形です。プレーヤーによって得手不得手はあり癖が違います。ですから好きなスポーツ、得意なスポーツは似てきます。ただしそこは生まれた環境の影響も強く受けるため似たような人生を送れるかはその方次第です。
自分自身の特徴を客観視出来るか否かはその方の成熟度に傾倒する
そのような理由から自分の癖、傾向、能力を客観視できる方は人生が楽になります。自分自身のことを誤解しますと人生は苦しくなります。短距離走者が長距離の場で勝負しますと苦戦します。ですがこの地球はその勝負を受け入れます。どうぞ自由に苦手な勝負もチャレンジしてくださいと、チャレンジの機会をくれるわけです。魂は生まれた時に環境を選んで生まれてきますからその際に自身の才能を発揮しやすい環境を選ぶか否かは魂が決めてきます。スムーズな人生を選んだのならばそこに行き着きやすい両親を含めた環境を選ぶでしょうし、あえてそこに行き着きにくい環境(両親)を選ぶ可能性はあります。どちらにしても過去世のカルマ解消のために両親を選びますからスタートはその方が背負ってきた業によって異なります。
先ずは親を超える、そこからが本当の人生の始まり
親は過去世のカルマ解消のために自身の人生に立ちはだかりますから、人生のスタートは過去世のカルマ解消です。親が自分自身にとって多くの場合やっかいな存在なのはまさにそこです。そこを体験し自分が弱い立場としてそれを味わうことでカルマを解消します。本当はいけないことですが虐待や過保護、過干渉は実はカルマの解消です。親の偏った考えによって自分自身が苦しむのはその考え(カルマ)の自ら被害者になることで学ぶわけです。そしてそのカルマを超越する、乗り越えることで本当の人生が始まります。多くの場合は30歳、40歳ぐらいになるまで親の考え方、存在に苦しめられるのはこのためです。