十干とは
十干とは魂の世界、想年の世界のことです。物質のない空間の世界の質を表します、十支が時間や物質など有限の世界を表しているのに対し十干は空間など物質の世界以外を表します。
十干とは(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)です。木、火、土、金、水性。
木性 甲(陽性)、乙(陰性)
火性 丙(陽性)、丁(陰性)
土性 戊(陽性)、己(陰性)
金性 庚(陽性)、辛(陰占)
水性 壬(陽性)、癸(陰性)
日干(日干支の)は、その方の魂の世界を表します。
月干(月干支)はその方の家系の流れ、特に未来の世界を暗示します。ですから子供など子孫に当たります。
年干(年干支)はその方の親、先祖を表します。
日干と月干の関係が未来に何をしたいのかの本能(欲求)、南方星を決めます。
日干と年干の関係が幼少期にどうしたいのかの本能(欲求)北方星を決めます。
日干、月干、年干全てを合わせて天干と表現します。
地支とは天干が空間、想年、魂、など物理的でないもの無限の世界を表現するのに対し、地支は時間、物質、肉体と有限の世界を表現します。
地支とは
地支は子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥で表現されます。漢字は動物を当てはめただけであり意味はありません。
子 水性(陽性)
丑 土性(陰性)
寅 木性(陽性)
卯 木性(陰性)
辰 土性(陽性)
巳 火性(陰性)
午 火性(陽性)
未 土性(陰性)
申 金性(陽性)
酉 金性(陰性)
戌 土性(陽性)
亥 水性(陰性)
となります。土性の地支は4種類。土性以外は2種類(陰陽)のみです。
天干(精神、空間、無限の世界)と地支(時間、肉体、物質の有限の世界)を組み合わせたものが人間の宿命です。
陽性の天干と陽性の地支が組み合わせれ、陰性の天干と陰性の地支が組み合わされます。
10種類×12種類で120種類、、そのうち陽性の天干と陰性の地支の組み合わせ、陰性の天干と陽性の地支の組み合わせは除きますので合計60種類の干支が生まれます。
この世は物質の世界なので
陽性の天干(+)×陽性の地支(+)=+(物質)
陰性の天干(-)×陰性の地支(-)=+(物質)の組み合わせのみです。
掛け合わせて-(マイナス)の世界はあの世の世界です。
まとめ
陰占とは生年月日をエネルギーにしたものです。西洋の生年月日は数字の羅列ですが東洋では生年月日はそのままエネルギーに変換できるのです。その一番最初の暗号が生年月日を干支にするということです。そしてこの地支にはエネルギーが内在しておりそれを表記したものが陰占なります。このエネルギーが単純か複雑化、葛藤が多いか、少ないか、不安定か、安定しているか、、、、などを見ていきます。またエネルギーの関係から顕在意識(陽占)を占い性格や馬力を見ていきます。