人間関係の苦悩は自我が生み出す不足感が生み出す
人間関係は苦悩の元ですがこれは全て自我が生み出す不足感が原因です。自我意識が強くなればなるほど強くなる不足感、欠乏感が人間関係においても飢えを作ります。人間関係に自身が満たされない何かを生める要因を探します。人間、パートナーに不足感を補う要因を求めるのです。相手は多くの要素を満たしてくれるにも関わらず自我は不足感を作り出しやがて人間関係は破綻します。
不足感が根底にあるから人間関係で幸福になることもない
不足感を埋めるための人間関係ですから人間関係で一時的に不足感を埋めることはできても幸福感には繋がりません。不幸でない状態を作ることは出来ても幸福になることは出来ないのです。これが自我意識の限界です。よってなかなか幸福になれないことに滞りを覚え人は次から次へと人間関係を彷徨うのです。誰かが私を幸せにしてくれることを願い人間関係を彷徨います。
幸福になるには自我から解放され不足感を解消し、あるがままで幸福になるしかない
自分はこの宇宙とは全く分離した状態、神や、ワンネス、空はこの私とは一切関係のない存在であるという分離意識が強い状態では、人間関係はその不足感を生めるためだけの要素になります。人間関係を根本的に良いものにするためには自身が宇宙と密接な関係にある、宇宙そのものである、という感覚を思い出していく他ありません。あるがままで幸福になること意外に人間関係を良いものにすることは出来ないのです。