午未天中殺(火星人)として生まれた方の特徴
午未天中殺は南方中殺、目下中殺、部下中殺です。自分よりも下の存在が欠落しているのです。そのため午未天中殺の方は部下や、後輩、自分の子供、弟や妹など自分よりも下の存在と上手く関係を築けません。目下の部分が欠落しているため自分よりも目下の存在の気持ちが理解できないのです。その反動で午未天中殺の方は目上にベクトルが向きます。目上を目指します。結果目上の気持がよく理解できるため組織に入ると先輩から重宝されます。午未天中殺の方は自然と先輩や上司、両親の存在に価値を置くためそれらの存在をサポートするのが得意なのです。
末代運ゆえに下には引き継げない
入社当初の末代運、午未天中殺は自然と会社の情報を入手できるので大変きめ細やかに上司のサポートができます。年下と仲良くするよりも先輩や上司と仲良くする方が自然な形のため付き合いもよくその点も重宝される要因になります。仕事では秘書のように細やかに上司を引き立て、付き合いも良いという最高の新入社員になれるのです。
ところが午未天中殺の方は目下の部分が欠落しています。自分に後輩ができても自分の仕事を部下に引き継げないのです。目下が入ってくるまでは最高に活躍出来るのですが、目下が増えるに従って活躍しにくくなってしまうのです。
そのため午未天中殺の方は自分自身が目下との関係を築くことが苦手であるという認識をいかに早く悟れるかが重要になるのです。そこを理解していない午未天中殺は目下の存在を恨むようになるのです。
午未天中殺の方は若年期にいかに人生の基礎を固めるかが重要
午未天中殺の方は目下が少ない時期が最も活躍しやすい天中殺です。先輩や上司が多い時最もスムーズに能力を発揮出来ます。そのため若い時期にいかに自分の世界を確立するかが重要になるのです。目下や後輩が多くなってから生きる世界を変えますとその時には目上の存在が少なくなってくるため活躍しにくくなるのです。いかに早く自分の世界を確立し、そしてその勢いで晩年を過ごす事が重要です。晩年に人生の転機を迎えることは危険があります。
午未天中殺の方は子供運がない
午未天中殺の方は目下の場所が欠落しているため部下や後輩だけでなく自分の子供とも縁が薄くなります。そのため子供が生まれないケースも多いのですが、仮に子供が生まれても子供と上手くコミュニケーションがとれません。子供の気持ちが理解できないのです。自分自身が子供の気持ちが分かり難いことを自覚できていればまだ問題は少ないのですがそれを理解できないと、逆に子供を攻めるようになります。なぜ私の気持ちを理解してくれないのかと。ですから午未天中殺の方は目下を攻めるのではなく自分が目下、子供とのコミュニケ―ションが苦手であることをしっかりと把握する必要があるのです。その点を理解できていれば目下に対し謙虚になり全てが上手くいきやすくなります。
まとめ
午未天中殺の方は南方(精神の未来、夢)が欠けているため北方(精神の過去、先祖)に意識が向きます。生きる軸が現実世界ではなく精神世界を目指します。経済的な満足や現実的な満足よりも精神的満足を追求する傾向があります。午未天中殺の方は現実的利益、損得を優先しすぎ自分の精神的満足の追究を怠るとストレスが溜まります。最終的には社会では組織を離れ一人自由に生きることが自然な流れです。